
不動産用語集
お客様に不動産物件をご紹介させていただく際や、契約時などにおいて専門性の高い言葉と関わりをもつ機会がございます。
簡単ではありますがよく使用される用語をまとめましたので不明な文言などございましたら是非ご活用ください。
- 敷金
- 退去時の修繕や家賃滞納などに備えて貸主が預かる費用のこと。 別途礼金がセットになる場合や、敷引きが含まれるケースなどもあります。 相場は家賃の2~3ヵ月程度となっています。
- 礼金
- 文字通り入居に際して貸主に支払うお礼的なもので、敷金や保証金と違い退去時の返還対象にはなりません。 相場は家賃の2~3ヵ月程度となっていますが、礼金なしの地域や物件も多いです。
- 保証金
- 主に関西特有のもので、全国的には敷金とするケースが多いです。
解約引きを差し引いて退去時に返還されますが、部屋の使用状況によって修繕費などの必要経費を差し引かれる場合もあります。相場は大阪や神戸で家賃の5~10ヵ月分程度となっています。
- 解約引き・敷引き
- 保証金、敷金から差し引かれることがあらかじめ設定された金額で、退去時に返還されません。
おもに退去後に部屋の補修にあてられます。
- 管理費・共益費
- 建物の共用施設・設備の維持管理費用として、毎月支払う費用のこと。
水道代、ガス代込みなどの場合もあります。管理費ということもあります。
- 手付金
- 未完成の物件などすぐに鍵を受け取れない場合、残金を納入せずに契約成立の証拠として支払うもので、保証金の一部に充当されます。
入居者の事情による契約解除の場合は、解約手付けとして返金されないのが一般的です。
- 申込金
- 申し込みの順位を確保するための預り金のこと。
入居審査をパスしなかった場合など、申し込みを取り消す際には返金されます。
- 日割り家賃
- 即入居可能な物件の場合、入居申込日から家賃が発生し、その月の分を日割計算して前払いをします。
交渉により家賃発生日を多少遅らせてもらえる場合もあります。
- 仲介手数料
- 賃貸住宅の多くは仲介で取引きされますが、その謝礼として仲介業者に家賃1ヵ月分を上限に支払います。
借主の全額負担が主流でしたが、最近では貸主と借主が折半、というケースも見られます。
- 更新料
- 地域や物件によって1~2年の契約更新ごとに発生する費用のこと。
不動産会社によっては更新手数料も必要になります。
ただし、更新料・更新手数料ともに支払う必要がない物件もあります。
- 重要事項説明
- 宅地建物の取引において、宅地建物取引業者が取引当事者に対して契約上重要な事項を説明すること。
また、その際に、説明の内容を記載して当事者に交付する書面を重要事項説明書と言います。宅地建物取引業法で定められた、契約終結前までに渡される書面で、その不動産に関する権利関係や取引条件等について記載されたものです。説明担当者は宅地建物取引士で、説明を受けた後、重要事項説明書が宅地建物取引士から交付されます。
- 賃貸保証会社
- 保証料を支払うことで、従来の保証人に代わり保証会社が保証人となり、保証人がいない方でもスムーズに賃貸契約を行うことができます。
また、保証人がいても貸主の希望で、賃貸保証契約を結ぶことがあります。
- 損害保険
- 最近では、借主の火災保険への加入が必須となっている物件が多くなっています。
ほとんどの場合、1~2年更新の一時払いの掛け捨て保険です。
ほかにも団地保険のように、水漏れに対する保障を担保するものなど、色々あります。